|
|
|
大阪湾がやばい、その後。 |
大阪湾は、後背地における社会経済活動の発展に伴い、干潟や浅場が埋め立てられてきている。このため、自然海岸や浅海域を喪失してきており、沿岸域における水生生物の生息空間が少なく、海の自然浄化能力が低下し、水質汚濁が慢性化している。また、大阪湾は、集水域に大きな人口・産業集積を有する閉鎖性海域であるため、陸からの汚濁物質の流入が大きい上に、それらが蓄積しやすい状況にある。 豊かな生態系回復と、快適な親水空間の創出のため、陸からの汚濁物質流入削減対策の強化や、海域における良好な環境の回復による水質浄化対策など、水環境の改善対策が必要である。 その中でも、特に喫緊の課題として、海底深掘れ場(くぼ地)の問題がある。昭和30年代後半からの大阪湾沿岸開発により海底が掘削され、大阪湾には21か所の巨大な海底深掘れ場が点在することになった。その合計容量は約3200万立方メートル・大阪ドーム27個分にもなります。この海底深堀れ場は、有機物堆積等によって魚介類が生存できないくらい貧酸素化し、これらの無酸素状態の低層水が表層に浮上して青潮が発生し、水生生物に重大な影響を及ぼし、漁業関係者にも大きな被害をもたらしています。又、府民の皆様も大阪湾で魚介類が獲れることもあまり知られておりませんが、昔から、最高の漁場として、大阪で獲れる魚介類が食卓に並び、我々の活力の源になっていました。環境問題、食の安全、子供達の魚離れが叫ばれる今日だからこそ、以前のように、大阪の活力の源である、大阪湾の再生に着手が必要です。漁場環境修復のため、海底深掘れ場を埋め戻し、環境再生・漁場回復の具体的な事業化を早急に図ること求めた結果、来年夏をめどに、具体案を取り組まとめる事が、橋下知事により指示されました。何度も何度も、陳情を続けられていた、漁業関係者からは、「やっと、テーブルに議題を乗せていただいたと、」感謝言葉を頂きました。夏に向けての漁場再生の取り組みに注目です。
|
|